--- EasyPlayML desktop Version 1.7 --- =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 概要  MIDI の再生機能を使った作曲を行うことが出来るソフトです。 テキストで再生に使用するデータを記述するのが特徴です。  また、一部の MIDI では直接表現しにくい命令も簡単に記述できます。  なお、作成したメロディデータは SMF ファイル(MIDI ファイル) に保存することが出来ます。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ファイルの説明 ・Play.exe  プログラムの本体です。 ・Play.txt  この説明ファイルです。 ・PlayCore.dll  実際にデータを解析して演奏を行う DLL ファイルです。 ・Tinkle.tmd  演奏データのサンプルです。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 必要な環境 ・Windows 7 以降の OS で起動します(Version 1.7 以降)。 ・再生を行う場合、MIDI デバイスなど MIDI が再生できる環境が必要です。  (再生できない場合でも編集は可能です。) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= インストール&アンインストール ・特別なインストール・アンインストールは不要であり、「ファイルの説明」に  記載のファイルをそのまま削除することでアンインストールが可能です。  (レジストリは使用していません。) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 使い方  プログラムを起動すると、メインウィンドウが表示されます。 「メロディデータ」に命令を記述していくことでメロディを作成します。 作成したメロディは「再生」ボタン/メニューを選択するか、F5 キーを押します。  パートを増やすには、「編集」メニューから「パート追加」を選択します。 ダイアログボックスが開きますので、「番号」にパート番号、 「パート名」にパートの名前を入力します。パート番号は他パートと 重複できない番号で、メロディ命令を入れない限りそのまま MIDI チャンネルの番号になります。  ※ MIDI チャンネルは 16 までであるため、16 より大きいパート番号については    16 で割った余りが使用され、重複したチャンネルで再生されます。  メロディを再生するには「再生」を使いますが、メロディの一部分を 再生したい場合は、その部分のテキストを選択して、「メロディ」メニューから 「選択した部分だけ再生」(Shift+F5) を選択します。このとき、 他パートも同時に再生する場合、演奏時間上で同じ位置に当たる 部分が再生されます。  コマンドラインから実行する場合は以下の構文で実行します。 Play.exe [/play [/close] ] [] /play ファイル名を指定したときに、そのファイルを起動完了後にすぐ再生します。 /close /play をセットしたときに、再生が終了したらプログラムを終了します。 開きたいファイル名を指定します。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= メロディデータについて  メロディデータは独自のテキスト形式で入力するデータとなります。 詳しくは https://www.pg-fl.jp/music/play/syntax.htm をご覧ください。  なお、EasyPlayML desktop は Version 3.1 系に対応しています。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= EasyPlayML (Web版) との違いについて  「EasyPlayML desktop」(以下 desktop版) は、Web版と同じメロディデータを 利用してデータの再生・編集をすることが可能です。(Version 3系同士の場合。) ただし、desktop版とWeb版は以下の点で異なります。 ・desktop版はコンピューター内蔵のMIDIデバイスを利用して再生を行う  ・Web版はサウンドフォントを利用しますが、desktop版は別途対応デバイス   またはソフトウェアシンセサイザーが必要です。 ・Web版はInternet Explorerでの再生に非対応  ・Windows 7では Google Chrome または Mozilla Firefox が必要になります。   (2019年5月時点) ・desktop版はWindows版のみ提供  ・Wine等での動作は未サポートです。 ・desktop版はMusicXML出力を非サポート ・desktop版はWeb版に比べて低頻度更新の予定  Web版は https://www.pg-fl.jp/music/play/ からご利用できます。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= その他 ・パート数は可変で、16 より多くのパートを記述できます。 ・MIDI で使用できる 127 種類の楽器 + 打楽器を使うことができます。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= PlayCore.dll について  PlayCore.dll は、このプログラムが利用するデータ解析用 DLL です。 プログラムの実行に必須のファイルですのでご注意ください。  PlayCore.dll は自由に使用・再配布が可能です。利用方法など、詳しくは PlayCore.txt をご覧ください。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 更新履歴 Version 1.7 ・名前を「EasyPlayML desktop」に変更しました。 ・実装環境の都合により、サポートOSを Windows 7 以降に変更しました。 ・JSONデータの読み書きに対応しました。 Version 1.06 ・PlayCore.dll のバージョン 3.0 に合わせて変更を行いました。 ・演奏中の待機において、CPU 使用率を占拠しなくなりました。 ・テキストを選択した部分だけ再生できるようにしました。 ・「全パート再生」機能をつけ、現在編集中のパートのみ再生することも  できるようにしました。 ・パート数を可変にしました。 ・tmd ファイルの形式を多少変更しました。 ・メインウィンドウをサイズ変更可能にしました。 Version 1.05 ・編集画面に arp stac stacs stact ten の 5 つの命令をボタンで追加。  クリックするだけでメロディーに追加できます。 ・命令を入力欄などで追加した時、メロディーのカーソル位置に  メロディ入力画面がスクロールしてくれなかったのを修正。 ※ 命令追加などは、PlayCore の更新なのでそちらの更新履歴に含めます。 Version 1.04 ・演奏を行う DLL を作成し、プログラムがそれを利用するようにした。  これにより、演奏の不備があった場合、DLL のみ修正すれば大丈夫になった。 ・1 つ音を鳴らしたあと演奏がめちゃくちゃになるのを修正(致命的)。 ・「.」命令を使うと多少ズレるのを修正。 ・和音だけで MIDI 作成時に異常になるのを修正(致命的)。 ・形式が不明なファイルは開かないようにした。 ・メロディに円記号(\)を入れるとおかしくなる可能性があるのを修正。 Version 1.03 ・「w」命令が MIDI 作成時に異常になるのを修正。 ・「r」「rh」命令を追加。 ・オクターブ命令をウィンドウから追加できるようにした。 ・再生をリピートできるようにした。 ・なぜか低スペックのパソコンでズレがほとんどなくなっていた。 Version 1.01 (初期バージョン) =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ホームページ: https://www.pg-fl.jp/ 作者: ジェット