Programming Field

Easy Sound Analyzer: 簡易音程分析アプリ

マイクなどから音声を入力すると、その音声データから考えられる音名、またはピアノロール上にマーカーが表示されます。

使い方はページの後半をご覧ください。

※ このツールは厳密性の高いツールではありません。あくまで参考程度にご利用ください。

※ お使いのブラウザーでは利用できません。音声入力に対応しているブラウザーをご利用ください。

English version is available: Easy Sound Analyzer (Simple pitch analysis tool)

Main

Result

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Wave

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使い方

操作方法

  • 「Start」をクリックすると音声入力を開始します。初回利用時にはブラウザーによる音声入力の許可を求めるメッセージが表示されますので、入力デバイスを選択した上で許可を行うことで、音声入力の解析が開始されます。
    • 音声入力の利用を拒否した場合は「Start」が反応しなくなるため、再度利用する場合はページをリロードするか、ブラウザーの設定で拒否設定を解除するなどの必要があります。
    • 「Start」をクリックしても何も反応がない場合は、音声入力の利用が拒否状態になっているか、ブラウザーが対応していない可能性があります。
    • 「Start」で音声入力を開始した後はボタンが「Stop」になり、音声入力が有効な状態が続きます。停止する場合は「Stop」をクリックします。
  • 音声入力に対して音程の分析結果を表示しますが、「表示モード」によって以下の通りの表示が行われます。

単音分析モード(シンプルモード)

  • 音声入力中は、「Wave」の枠内に波形(模式図)が表示され、その波形から考えられる音程を「Result」に表示します。
    • 「Result」内の順番は、通常では最も一致度が高い音程から順に並びます。また、音名の下に周波数(Hz)と一致度(%)を表示します。(※ 一致度は厳密なものではなく、参考程度にご利用ください。)
    • 「倍音検出モード」をONにすると、「Result」内の順番が倍音を優先した順番に変化します。倍音にあたる音程には「*」マークが付きます。
  • 音程の名前の表記形式を変えたい場合は「音名表記」を変更します。
  • シャープとフラットの割り当ては「変化記号表記」によって決まります。調を選択した場合はその調に即したシャープ・フラットの対応、「常に♯」「常に♭」を選択した場合はその通りに、「カスタム」を選択した場合は後述の設定による対応が利用されます。

ピアノロールモード

  • 音声入力中は、ピアノロール模式図に対し、入力された波形から考えられる音程に対応する箇所にマーカーを表示します。
    • このマーカーは赤い破線が最も近いと考えられる音程の箇所、青い背景が考えられる音程の範囲を表します。また、青い背景が濃いほどより強い入力が得られていることを表します。
    • 複数の音が入力から得られた場合は、それぞれ対応する箇所にマーカーが付きます。
  • マーカーは時間経過とともに右側に流れていきます。続けて音声を入力することで、それに合わせてマーカー表示が更新されます。
  • ピアノロールはMIDI規格の音程に合わせた範囲を持ち、「C4」が「Middle C」、すなわち 440Hz の「A4」より低い音の中で最も高い「C」の音を表します。
  • なお、「倍音検出モード」「音名表記」は使用されません。

設定項目

  • 入力をそのまま再生 : 音声入力をそのまま出力します。入力を確認するのに使用できますが、ハウリング等にご注意ください。
  • 倍音検出モード : 検出した音程について、倍音が存在する場合はそれを優先的に表示します。
  • 変化記号表記 : 音名の表記にシャープやフラットを伴う場合、どちらを利用するかを指定します。
  • 音名表記 : 音名の表記を変更します。
  • 「設定」ダイアログ内設定 :
    • 分析用データサイズ : この数値を大きくすると周波数の粒度が細かくなりますが、音程の判定が1秒程度かかるようになります。小さくすると音程の判定が速くなりますが、周波数が大雑把な値でしか判定できなくなります。
    • A4音の周波数 : ノート「A4」(ピアノの中央の「ド」から長6度上の音)の周波数を設定します。周波数の分析結果には影響しませんが、音程(音名)の推測に多少影響します。
    • 一致度のフィルター : 低い一致度のデータを計算から除外します。この数値を高くすることで、音をよりピンポイントで判定するようになりますが、音量が小さかったり他の音も多く拾えたりする環境では判定できなくなる可能性があります。「255」を「100%」とした 0 から 255 の整数を指定します。
    • 変化記号カスタム設定 : 「変化記号表記」の「カスタム」を選んだ際の設定です。シャープ・フラットのどちらを利用するかを指定します。

なお、「設定をURLに保存」をクリックすると、「入力をそのまま再生」を除く設定項目がURLに付加され、横の入力欄にそのURLが生成されます。次回以降このURLを利用することにより、設定内容を最初から反映した状態で利用することができます。

動作確認済みブラウザー

(2019/08/06 時点)

  • Google Chrome 75
  • Mozilla Firefox 68
  • Microsoft Edge 44

更新履歴

  • 2023/09/03 [Ver.1.1.2] -- アプリとしてインストールする機能の追加
  • 2019/11/04 [Ver.1.1.0] -- 「表示モード」オプションとして「ピアノロールモード」を追加、「一致度のフィルター」を設定項目に追加
  • 2019/08/06 [Ver.1.0.0] -- 初期バージョン