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DOS コマンド一覧

目的別一覧

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ファイルを操作(コピー/移動/削除など)したい

ファイルの操作コマンドには以下のものがあります。

「<」(入力リダイレクト)コマンドが入力を要求するとき、その内容をファイルから読み込みます。
「>」(出力リダイレクト)コマンドの実行で出力される内容をファイルに書き込みます。
「>>」(出力リダイレクト)コマンドの実行で出力される内容をファイルの末尾に追加書き込みます。
Attrib1つまたは複数のファイルの属性を変更します。
Comp[Windows XP以降?] 2つ以上のファイルを比較し、相違点を画面に出力します。
Copy1つまたは複数のファイルをコピーします。
Del, Erase1つまたは複数のファイルを削除します。
Expand[MS-DOS 5.0以降/Windows XP?以降] LZ77形式の圧縮ファイル、またはCAB形式の圧縮ファイル(XP以降のみ)を展開します。
Fc2つまたは1対複数のファイルを比較し、相違点を画面に出力します。
Icacls[Windows Vista以降] ファイルのアクセス制御リストを表示・変更します。
Mklink[Windows Vista以降] シンボリックリンク/ハードリンクを作成します。
Moreテキストファイルの中身を1画面ごとに収まるように分割して出力します。
Move1つまたは複数のファイル/ディレクトリを移動します。
Printテキストファイルの中身を、指定したデバイスを使って印刷します。
Recover[MS-DOS 5.0以前?/Windows NT系?/2000・XP 以降] ディスクからファイルの復旧を試みます。
Ren, Renameファイルまたはディレクトリの名前を変更します。
Replace対象のディレクトリ内にある特定のファイルを別のファイルで置き換えます。
Robocopy指定された条件をもとにファイルをコピーします。ファイル日時や属性による絞り込みの他、ログファイル出力やコマンドファイル(ジョブファイル)からのオプション指定にも対応しています。
Typeテキストファイルの中身を出力します。
Xcopy1つまたは複数のファイルをコピーします。ディレクトリごとコピーすることもできます。

ファイルの一覧を表示したい/複数のファイルに対してコマンドを実行したい

ディレクトリ内のファイルの一覧を表示したり、ディレクトリ内のファイルに対して同じコマンドを実行したりするには、主に以下のコマンドを利用します。

Dirディレクトリ内のファイルを一覧表示します。
For条件に一致するファイル/ディレクトリすべてに対してコマンドを実行します。
Forfiles[Windows Vista?以降] 条件に一致するファイル/ディレクトリすべてに対してコマンドを実行します。
Treeディレクトリ内のサブディレクトリやファイルをツリー表示します。

操作ディレクトリを移動したい/ディレクトリをコピー/移動/削除したい

ディレクトリの操作コマンドには以下のものがあります。

<drive-letter>:」操作ドライブを変更します(直接「C:」などと実行する)。
Cd, Chdir操作ディレクトリを変更します。
Deltree[MS-DOS, Windows 95/98/Me] ディレクトリを削除します。中身が空でなくても削除します。
Icacls[Windows Vista以降] ディレクトリのアクセス制御リストを表示・変更します。
Ifディレクトリの存在確認を行うことができます。([MS-DOS, Windows 95/98/Me] NUL を用いて存在確認を行うことができます。)
Md, Mkdirディレクトリを作成します。
Mklink[Windows Vista以降] シンボリックリンク/ハードリンク/ジャンクションを作成します。
Move1つまたは複数のファイル/ディレクトリを移動します。
Ren, Renameファイルまたはディレクトリの名前を変更します。
Rd, Rmdirディレクトリを削除します。[Windows NT系のみ] 中身が空でなくても削除します。
Robocopy[Windows Vista以降] 1つまたは複数のファイルをコピーします。ディレクトリごとコピーするためにいくつかオプションの指定が必要ですが、その分詳細な制御を行うことができます。
Subst指定したディレクトリをルートディレクトリとした仮想ドライブを作成します。
Xcopy1つまたは複数のファイルをコピーします。ディレクトリごとコピーすることもできます。

ドライブやボリュームの情報を表示/操作したい

ドライブやボリュームの操作コマンドには以下のものがあります。

<drive-letter>:」操作ドライブを変更します(直接「C:」などと実行する)。
Chkdsk指定したドライブのエラーをチェックします。
Diskcomp[MS-DOS, およびWindows 8.1までのNT系] 2つのフロッピーディスクの比較を行います。
Diskcopy[MS-DOS, およびWindows 8.1までのNT系] フロッピーディスクをコピーします。
Format指定したディスク・ドライブの初期化(フォーマット)を行います。
Fdisk[MS-DOS, Windows 95/98/Me] ディスク管理ユーティリティーを実行します。
Labelディスクのボリュームラベルとシリアル番号を表示・変更します。
Mountvol[Windows NT系] 現在システムにマウントされているボリュームを表示し、マウントや解除を行います。
Recover[MS-DOS 5.0以前?/Windows NT系?/2000・XP 以降] ディスクからファイルの復旧を試みます。
Scandisk[MS-DOS, Windows 95/98/Me] ドライブのエラーをチェックします。
Subst指定したディレクトリをルートディレクトリとした仮想ドライブを作成します。
Volディスクのボリュームラベルとシリアル番号を表示します。

テキストを操作したい

プロンプト上でテキスト(文字列)を使った処理を行うコマンドには以下のものがあります。

「<」(入力リダイレクト)コマンドが入力を要求するとき、その内容をファイルから読み込みます。
「>」(出力リダイレクト)コマンドの実行で出力される内容をファイルに書き込みます。
「>>」(出力リダイレクト)コマンドの実行で出力される内容をファイルの末尾に追加書き込みます。
% (パーセント)環境変数を展開し、内容をテキストとして使います。
! (感嘆符)[Windows NT系] [拡張構文] 遅延環境変数展開機能を使って環境変数を展開し、内容をテキストとして使います。
^ (サーカムフレックス)[Windows NT系] リダイレクション記号などの特殊文字を通常の文字として使うときに使用します。
Clip[Windows Vista以降] Clipプログラムが受け取った入力をクリップボードにコピーします。
Echoテキストを表示(出力)します。
Findファイルから指定した文字列を検索し、見つかった行などを出力します。
Findstrファイルから指定した文字列を検索し、見つかった行などを出力します。Findよりも詳細に検索オプションを指定できます。
For[Windows NT系] [拡張構文] 「/F」スイッチで引数やファイルの内容、コマンドの出力からのテキストを分割・解析します。
If文字列の比較を行うことができます。
Set[Windows NT系] [拡張構文] 「/A」スイッチで数値の計算を行います。また、「/P」スイッチでプロンプトからの入力を環境変数に設定します。
Sort入力されたテキストを並び替えて出力します。

プロンプト上の設定を変更したい

プロンプト上、あるいはバッチプログラムのセッション上で、画面や環境の設定変更を行うコマンドには以下のものがあります。

<drive-letter>:」操作ドライブを変更します(直接「C:」などと実行する)。
Adddrv[MS-DOS, Windows 95/98/Me] 現在のセッションでデバイスを読み込み、使用可能にします。
Cls画面の表示を消去します。
Cd, Chdir操作ディレクトリを変更します。
Chcpコードページ(言語設定、文字コード)を切り替えます。
Chev[MS-DOS, Windows 95/98/Me] 日本語環境/英語環境を切り替えます。
Color[Windows NT系] 画面の色を設定します。
Deldrv[MS-DOS, Windows 95/98/Me] 現在のセッションで読み込んでいたデバイスを解放します。
Doskeyプロンプト上での入力方法を変更・拡張します。
Echo「ON」「OFF」を指定することでエコーバック機能(「C:\>」などの表示)の切り替えを行います。
Exitコマンド インタープリター(プロンプト)を終了します。
Help各種コマンドのヘルプを表示します。
ModeDOS/コマンドプロンプト上で利用できるパラレルポートや画面などの設定(ボーレートやコードページなど)を行います。
Path環境変数PATHを表示・変更します。
Popd[Windows NT系] Pushdで変更した操作ディレクトリを戻します。
Promptプロンプト表示を変更します。
Pushd[Windows NT系] 操作ディレクトリを変更します。この変更はPopdコマンドにより以前の状態に戻せます。
Set環境変数を表示・変更します。
Setver[MS-DOS, Windows 95/98/Me] MS-DOSプログラム用のバージョンテーブルを管理します。
Title[Windows NT系] プロンプトウィンドウのタイトルを変更します。

システムの設定や状態を表示/変更したい

システム全体の設定やシステムの状態を表示・変更するコマンドには以下のものがあります。

Break[MS-DOS, Windows 95/98/Me] Ctrl+Cによる割り込みをファイル操作中に行えるかどうかを変更します。
Dateシステムの日付を変更します。
Hostname[Windows NT系?] ローカルコンピューターのホスト名を表示します。
Lh, Loadhigh[MS-DOS, Windows 95/98/Me] 常駐プログラムを上位メモリに読み込んで実行します。
Mem[MS-DOS, Windows 95/98/Me] 現在使用されているメモリ(コンベンショナルメモリや上位メモリなど)の状態を表示します。
Mountvol[Windows NT系] 現在システムにマウントされているボリュームを表示し、マウントや解除を行います。
Reg[Windows NT系/XP 以降] レジストリに関する操作をコマンドラインで行います。
Setx[Windows Vista以降] ユーザー別/システム全体の環境変数設定に値を追加・変更します。
Switch[MS-DOS] システムを再起動して環境の切り替えを行います。
Sys[MS-DOS, Windows 95/98/Me] システムドライブに必要なファイルを転送(コピー)します。
Systeminfo[Windows NT系] コンピューターの情報を表示します。
Tasklist[Windows NT系] コンピューター上で実行されているプログラムの一覧・情報を表示します。
Taskkill[Windows NT系] コンピューター上で実行されているプログラムを終了させます。
Timeシステムの時刻を変更します。
Tzutil[Windows Vista?以降] タイムゾーンの設定を表示・変更します。
VerMS-DOS/Windowsのバージョンを表示します。
Verifyファイルの検査(ファイルが正しく書き込まれたかどうかの確認)を有効にするかを表示・設定します。
Whoami[Windows Vista以降] 現在のセッションに基づくユーザー名やグループ名、権限などを出力します。

バッチファイルでの動作を制御したい

バッチファイル上などでプログラム実行や実行順序の変更を行うには以下のコマンドを利用します。

<exec-file>コマンドまたはプログラムを実行します(直接「cmd.exe」などと実行する)。
| (パイプ)一方のコマンドの出力をもう一方のコマンドの入力にします。
@ (アットマーク)EchoがONの時でも画面上にコマンドを表示しません。
: (コロン)ラベルを定義します。
% (パーセント)環境変数を展開し、内容をテキストとして使います。
! (感嘆符)[Windows NT系] [拡張構文] 遅延環境変数展開機能を使って環境変数を展開し、内容をテキストとして使います。
& (アンパサンド)[Windows NT系] 2つのコマンドを1行にまとめて(連続で)実行します。
|| (論理和)[Windows NT系] 「||」の左側に指定したコマンドを実行し、失敗したら右側に指定したコマンドを実行します。
&& (論理積)[Windows NT系] 「&&」の左側に指定したコマンドを実行し、成功したら右側に指定したコマンドを実行します。
「( )」(括弧)[Windows NT系] コマンドをグループ化します。ForIfで主に用います。
Choice[MS-DOS, Windows 95/98/Me, Windows Vista以降] 選択肢を表示してユーザーに選択させます。
Call呼び出し元のバッチプログラムを終了させることなくバッチプログラムを実行します。[Windows NT系] [拡張構文] 関数呼び出しのように同じバッチプログラム内で一時的に別の箇所に制御を移します。
Cmd[Windows NT系] コマンド インタープリターを起動します。
Commandコマンド インタープリターを起動します。
Echoテキストを表示します。また「ON」「OFF」を指定することでエコーバック機能(「C:\>」などの表示)の切り替えを行います。
Endlocal[Windows NT系] 環境変数のローカル化を終了します。
Exitコマンド インタープリター(プロンプト)を終了します。オプションを指定しない限りバッチプログラムだけでなくプロンプトも終了します。[Windows NT系] [拡張構文] 「Call」で呼び出したラベル内での処理を終了します。
Goto指定したラベルにジャンプします。
If条件判定を行い、条件に一致した場合指定したコマンドを実行します。
Pause入力待ち状態にして実行を一時停止します。
Rem同じ行の後ろに続くテキストを無視します。コメントを記述する際に使用します。
Set環境変数を表示・変更します。
Setlocal[Windows NT系] 環境変数のローカル化を行います。[拡張構文] 拡張機能のON/OFFや遅延環境変数展開機能のON/OFFを設定します。
Shiftバッチプログラムのパラメーター(引数)変数の内容をずらします。
Start[Windows 95/98/Me/NT/XP以降] プログラムの実行、またはファイルを開きます。GUIプログラムでも終了を待つかどうか指定できます。
Timeout[Windows Vista以降] タイムアウトを伴う入力待ち状態にします。